燃料電池車MIRAIの特許開放

トヨタ,ミライ

トヨタ、燃料電池車の特許無償提供の本音と狙いはどこにあるのか?背水の陣のトヨタの次世代車戦略

8 1月 , 2015  

燃料電池車MIRAIの特許開放
6日、トヨタ自動車は燃料電池車の特許を無償で開放すると発表し、世間を騒がせました。
燃料電池車は電気自動車と並んで次世代のエコカーの主流候補として期待されている分野で、今後のスタンダートを争う先端技術の特許を無償で公開するのは理にかなわない様に見えます。世間でも賛否両論の議論が巻き起こっています。

今回は、なぜトヨタは特許無償提供という選択をしたのか、考察してみたいと思います。

特許無償提供の概要

今回無償提供の対象となった特許は約5680件。ざっくりとした内訳としては、

燃料電池システム制御関連 約3,350件 2020年まで
燃料電池の中核部品 スタック関連 約1,970件 2020年まで
水素供給・製造など水素ステーション関連 約70件 無期限

となっている。

ここでポイントなのは、水素ステーション関連の特許に限っては無期限での特許無償公開なのにもかかわらず、それ以外の燃料電池関連の特許に関しては2020年までの期間限定と制限されている。ここが一番のキモであり、トヨタがなぜ特許を無償公開したのかの本質が見えてきます。

燃料電池車MIRAIを売るためにはインフラが必要、しかしMIRAIが売れないとインフラが整備できないジレンマ

特許無償公開のニュースと同日、1/6に、新聞の一面にこんな記事が掲載されました。

ミライ、米カリフォルニア州に集中投入 17年末までに3000台

トヨタ自動車は今年夏に米国で発売する世界初の量産型燃料電池車(FCV)「ミライ」を、西海岸のカリフォルニア州に集中投入し、二〇一七年末までに約三千台を販売する計画を明らかにした。同州は厳しい環境規制で知られるが、こうした規制は今後、全米各地に広がるとみられ、トヨタはFCVで先行する強みを生かして優位に立つ考えだ。

カリフォルニア州は90年に始まったZEV規制などで、環境規制の非常に高い州であり、エコカーの普及を押し上げるためには、カリフォルニア州での成功が鍵となる。かつてのプリウスでのハイブリッドカーの市民権獲得の際も、同様の戦略でトヨタは勝ち上がってきた。

そこで、2017年までに3000台の燃料電池車(FCV)ミライを販売して、先進性をアピールするというトヨタの販売戦略なのだが、いかんせんミライを売るためには、街中に水素ステーションが必要である。
ガソリンスタンドのように、どこにっても水素を補充できるようなインフラを整備しなければ、燃料電池車の普及は不可能である。だが、他メーカーが燃料電池車の開発に苦戦している現在、そのインフラの整備はトヨタ自身で行っていかなければいけないと、ミライ一車種のために、多大な先行投資をしてインフラ整備をしなければいけないのはトヨタにとってかなりの負担であるし、コケた時の損害が大きい。

だからといって、他社の技術が上がってくるまで待っていては、次世代車の覇権を電気自動車(EV)に奪われてしまう。

そこで、他社にも特許を公開し、他社も燃料自動車に参入してもらうことで、インフラ整備を共同して行っていけるようにしよう、というのがトヨタの狙いである。

水素ステーションにかんする特許だけが無期限なのはここに理由がある。水素ステーションを作って欲しいがために、燃料電池車の特許もついでに公開するわけです。

特許無償公開戦略はトヨタが初めてではない、EVベンチャーテスラの二番煎じ

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今回、トヨタの特許無償公開がかなりのニュースになっているし、たしかにこれだけの大企業が特許無償公開という英断をしたのはかなりのニュースではあるが、別にこれはトヨタが初めてしたことではない。
EVベンチャーのテスラ自動車は昨年同様の特許開放をおこなっており、EVの技術革新を狙い、次世代車の覇権を撮ろうとしている。

今回のトヨタの戦略は、テスラに対向するために、テスラの二番煎じの戦略をとったに過ぎない。

このまま自社内で技術を抱えていたら、いつのまにかEVがスタンダードになってしまい、燃料電池車の普及が進まなければその技術は無駄になってしまう。かといって自社単独で世界中に水素ステーションのインフラを整備することは不可能。だから、数社で競合できるような市場を創りあげなければいけない、とトヨタは考えたのであろう。

さて、今後EVとFCVの覇権争いはさらに激化していくと予想されますが、みなさんはEVとFCVどっちがいいですか?

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